Tag Archives: 電子書籍

勝手にオススメ文庫

最初は自分の生徒に議論を持ちかけられた時に

 

本、読まない人だから、自分。

 

などと恥ずかしい答えをしないために読み始めた現代日本文学ですが、いつの間にか、

 

「上手い!」と唸りたくなるような作品に出会えることを願って。

 

というスローガンの下(私のブクログ本棚より)、日夜(時間をやりくりしながら)読書に勤しんでいます。それこそ、純文学からラノベまで、いやしいぐらいに幅広く手を出しています。

 

ところで、私が本を読む際に最も重視したいのは心情描写です。以前も書きましたが、文学作品においては「楽しいことを『楽しい』、悲しいことを『悲しい』」と表現すべきではないと思っています。楽しいや悲しいをこうした言葉、あるいはそれと関連付けられた言葉をあえて使わずに描く。これが文学の醍醐味ではないかと勝手に思っています。

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誕生日プレゼントはKindle本で

もうすぐ妻の??回目の誕生日です。

リマインダーを何重にもかけ、プレゼントも高いものは必要ないですが、ちゃんと期日までに用意する。朝の第一声は「お誕生日おめでとう!」で。気を引き締めないと。

 

さて、私は数年来、妻の誕生日とクリスマスに必ず贈るものがあります。私は誕生日に妻からモノをもらったことがありませんが、ハハハ。

私が毎年二回、妻にプレゼントするもの、それは日本の小説です。

 

彼女は日本語は全然問題なく、夫婦の会話も情けないことに日本語です。ここに私のオランダ語が上達しない原因があるんですが、まあそれは置いておくとして、毎年プレゼントする小説を選ぶのが一苦労です。

それは翻訳本でないといけないからです。

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図書館なんとかというMANGA

電子書籍ストア honto が漫画の第1巻半額キャンペーンというのをやっていました。こういうのを見ると何か買わないと損をしたような気分になる貧乏性な私は、早速面白そうな漫画を物色。で、見つけたのがコレです。(→)

夜明けの図書館』という図書館ものの漫画。

図書館のレファレンスに持ち込まれるさまざなま問い合わせを通して、司書の主人公がさまざまな人間模様を見、そこから何かを学んでゆくという一人の女性の成長のお話です。

ちょっと線が弱々しい感じの作風ですが、それがかえって雰囲気作りに役立っているのではないでしょうか。ひねりは甘い気がしましたが、いい作品でした。

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ファクトの香るフィクション:ビブリア古書堂の事件手帖

今日は久しぶりにどっぷり読書をしていました。今流行りの、剛力彩芽さん主演でドラマにもなった『ビブリア古書堂の事件手帖』の第6巻です。

日本に住んでいたらまず手にしなかったであろう、いわゆる巷で人気のシリーズってやつですが、海外在住で日本の本屋に行くことができないとどうしてもネットの本屋さんをよく覗きます。そうすると、こうした人気作はよく目につく場所に登場します。で、たまに爆安セールなんかをしかけてくるので、とりあえずどんな内容か気になって「第1巻だけ!」のつもりで買って読んでしまう。

大抵の場合、本当に第1巻で終了ですが、このシリーズだけは最新号が出て、割引クーポンが来ると買ってしまいます。今回はhontoから50%offのクーポンが来たので買ってしまいました。で、どうだったか。

 


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ベルギーで読書を! ーその4ー

ベルギーで読書生活を80%ぐらい満喫するシリーズの締めは、私が利用する本屋さんの印象です。

私は数年前からブクログというオンライン本棚を使って蔵書の管理をしています。そこでは読んだ書籍のタイプ(紙の本か電子書籍か)もカテゴライズできます。それによると、2012年は実に40対1ぐらいの割合で紙の本を読んでいました。それが翌年にはおよそ1対2で電子書籍が逆転します。2014年はさらにこの傾向が広がり、電子書籍が紙媒体の2.5倍になりました。実数で言えば、紙の本は今では年間10冊程度しか読んでいないです。

今年になって読んだ文庫本は宮部みゆきさんの『火車 』だけです。理由は電子化されていないこと(今後もされない感じがした)と、たまたま日本人学校の図書館で見つけたからで、是非読ませたいミステリーとしてイチオシされていた山本周五郎賞作に目を通しておきたかったからです。

以上のように、今でも電子化されそうにない本が目の前にあれば手に取ってしまいます。が、久しぶりに読む活字は読みにくかったです。文庫本はもうじじいにはきついです。

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ベルギーで読書を! ーその3ー

思いのほか長くなってしまったこのネタも今日が最後・・・のつもりで。※アップした記事が何故か古いバージョンのものに置き換わっていたので、改めて書き直しました。従って、この記事は次回に続きます。

海外で日本語読書を楽しむには、結局のところ、今の時代では電子書籍の購入が一番手っ取り早く、意に沿うものになるはずです。

というのがこの連載の要点です。それは以下の理由からです。

1.まず、欲しい時に欲しい本を、商品の価格のみで瞬時に手に入れることができます。

2.紙の本より安い場合が多いです。

3.字を大きくできるので読みやすいです。(年寄りに優しい)

4.リーダーアプリは大抵辞書を内蔵しているので、気になった言葉はオフラインでもすぐに調べられます。

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ベルギーで読書を! ーその2ー

さて、ベルギーで読書に勤しむための続きです。

 

どこかで借りる

一番コストがかからない方法として、日本人の友人から「借りる」というものがあります。実に家計に優しい読書の姿です。ネットのなかった時代に比べるとましですが、海外在住の日本人は大抵日本語の活字に飢えています。そんなわけですので、結構みなさん蔵書をお持ちのようです。が、しかし、他人様の蔵書を当てにしている限り、読みたい本に巡り会える可能性も低くなります。自分に選択権はないのです。
ただ、もしお子さんを日本人学校に通わせているのであれば、日本人学校の図書館を利用する手もあります。蔵書を見てみるに、結構保護者の要望と趣味が入っているなぁと感じさせるような本が並んでいたりします。人気作家のタイトルがズラーリなんて。ただし、日本人学校に子供を通わせるコストは相当なものです。そのお金で日本行きのエアーチケット一人分が買えるということを御記憶ください。
それに、個人的には読み終わった本はできる限り手元に残しておきたいとの思いもあります。自分にはこの選択肢は、基本的にはなしです。

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