芸術っぽい秋、読書っぽい秋
ベルギーはなんだか恐ろしく穏やかな秋の日が続いています。3週間ほど前はかなり寒かったので、「今年の冬は寒くなるのかな」と一人ワクワクしていたんですが、ちょっと残念。
寒いといろいろ辛いことが多いのですが(例えば、朝便座に座ると涙目になるとか)、それでもよく霧が出たりするヨーロッパの冬は私のお気に入り。いつも見慣れた町並みでもちょっと改まった顔を見せてくれたりするのです。
しかし、実際はまだ秋です。日本ではいろいろ「なんとかの秋」というのがあるんですが、我が家の次男にとって、今年はどうやら芸術の秋ということになっているようです。
彼の場合、もともとあまり絵を描いたりする方ではなかったのですが、鉛筆を持つ訓練ということで、幼稚園の先生から絵を描かせることを勧められました。ということで、そのための特別な色鉛筆を買ってきたんですが、そうすると結構絵を描くようになりました。
現在、毎日のように何か描いてくれますが、その中で一枚「をっ?!」と思ったのがこちら(→)。
自分の手をなぞって、いろいろと色を塗り込めた作品です。実物は蛍光ペンを使って描いたので雰囲気が違いますが、なかなかにシュールな作品です。”PAPA”と覚えたての字を添えてあるのも気が利いています。