Tag Archives: 読書

芸術っぽい秋、読書っぽい秋

ベルギーはなんだか恐ろしく穏やかな秋の日が続いています。3週間ほど前はかなり寒かったので、「今年の冬は寒くなるのかな」と一人ワクワクしていたんですが、ちょっと残念。

寒いといろいろ辛いことが多いのですが(例えば、朝便座に座ると涙目になるとか)、それでもよく霧が出たりするヨーロッパの冬は私のお気に入り。いつも見慣れた町並みでもちょっと改まった顔を見せてくれたりするのです。

handje2しかし、実際はまだ秋です。日本ではいろいろ「なんとかの秋」というのがあるんですが、我が家の次男にとって、今年はどうやら芸術の秋ということになっているようです。

彼の場合、もともとあまり絵を描いたりする方ではなかったのですが、鉛筆を持つ訓練ということで、幼稚園の先生から絵を描かせることを勧められました。ということで、そのための特別な色鉛筆を買ってきたんですが、そうすると結構絵を描くようになりました。

現在、毎日のように何か描いてくれますが、その中で一枚「をっ?!」と思ったのがこちら(→)。

自分の手をなぞって、いろいろと色を塗り込めた作品です。実物は蛍光ペンを使って描いたので雰囲気が違いますが、なかなかにシュールな作品です。”PAPA”と覚えたての字を添えてあるのも気が利いています。

 

Read more

漢字仮名交じり文を読むということ

昨日、娘が初めて日本語の本を一冊自分で読み終えました。読んだのは『ドラえもん 第5巻』なんですが・・・。

最初は漢字の読みを何度も聞かれましたが、ここ数日は全然聞いてきませんでした。ちゃんと読めていたのかどうか、ひらがなだけ読んでいるなどという漫才をしていないかどうかは確認しようもないです。

ただ、本人は一応自分で日本語の本(実際は漫画ですが)を読み終えたということで、なにか達成感のようなものは得たようです。

この巻に収録された話の中では「ドラえもんだらけ」と「ぞうとおじさん」が私的には印象に残っている話です。その他の話は、娘の説明を聞いただけでははっきり思い出せませんでした。

「『ぞうとおじさん』は悲しそうな話しやったやろ」と内容理解度を問うてみたところ、答えは「まあね」でした。ふ・あ・ん・・・。

 

Read more

漫画でも一応日本語で読書なのだ!

今日、妻の実家の蔵書整理をしてきました。

借りていたガレージを解約するので、残してあった本とかを処分せよ!

とのミッションを受けてのことです。

結構日本関連の本がありました。ま、日本学科卒業だけに妻が大学時代に使った参考文献や日本語能力検定を受けるために買った参考書・問題集などなど。

問題集はまた検定を受けたいという人に引き取ってもらおうかと思っています。ただし、一級とか二級のレベルなので私の生徒には引き取り不可能です。別世界のレベルです。元教え子で大学に移った人を手繰っていこうと思います。

 

他に、漫画なんかも結構ありました。以前、まだ割と余裕のある生活を日本でしていた時に買い集めた『うる星やつら』『らんま1/2』『ちびまるこちゃん』『クレヨンしんちゃん』、それに『Dr. スランプ』です。あ、それから『ドラえもん』も。いずれもほぼ全巻揃っているところが恐ろしいですね。あと、揃っていませんが、『シニカル・ヒステリー・アワー』なんてのもありました。懐かしい。

Read more

世にも稀なる日蘭バイリンガル絵本

ずっと以前に個人的記録として作り、今年に入ってからごちょごちょ作業して、なんとか出版にこぎつけた絵本があります。KDPという、いわばアマゾンのサービスを利用した自費出版(費用はかかっていませんが)の形態ですが。

ウシがブーブー Mòòòòò zegt de koe』というタイトルの日蘭バイリンガル絵本です。どうしてこんなタイトルになっているかは・・・ネタバレになるのでご容赦願います。

 

さて、出版に際しては価格の設定に手こずりました。価格設定の哲学が日本のアマゾンと海外のアマゾンとで違いがあるからですが、理由を三行で説明するとこんな感じです。

Read more

勝手にオススメ文庫

最初は自分の生徒に議論を持ちかけられた時に

 

本、読まない人だから、自分。

 

などと恥ずかしい答えをしないために読み始めた現代日本文学ですが、いつの間にか、

 

「上手い!」と唸りたくなるような作品に出会えることを願って。

 

というスローガンの下(私のブクログ本棚より)、日夜(時間をやりくりしながら)読書に勤しんでいます。それこそ、純文学からラノベまで、いやしいぐらいに幅広く手を出しています。

 

ところで、私が本を読む際に最も重視したいのは心情描写です。以前も書きましたが、文学作品においては「楽しいことを『楽しい』、悲しいことを『悲しい』」と表現すべきではないと思っています。楽しいや悲しいをこうした言葉、あるいはそれと関連付けられた言葉をあえて使わずに描く。これが文学の醍醐味ではないかと勝手に思っています。

Read more

カランコロン、鬼太郎がやってきた。

やっと始まりました。今年度の日本人学校図書館開館です。

ブラボー!

ああ、図書館のちょっとカビ臭いにおいに萌え〜です。

変態ですか。

 

昨日の記事で、妻の誕生日に日本文学の翻訳本をプレゼントすると書きましたが、子供の読書意欲をなんとかしたいとずっと頭を悩ませてきました。娘は割と本を読む方ではありますが、長男は全然・・・。小学校二年生なら『ファーブル昆虫記』や『シートン動物記』、小学校三年生なら恐竜の本とか読んでいましたけど、自分。

何故にそんなに本を読まない?

 

Read more

誕生日プレゼントはKindle本で

もうすぐ妻の??回目の誕生日です。

リマインダーを何重にもかけ、プレゼントも高いものは必要ないですが、ちゃんと期日までに用意する。朝の第一声は「お誕生日おめでとう!」で。気を引き締めないと。

 

さて、私は数年来、妻の誕生日とクリスマスに必ず贈るものがあります。私は誕生日に妻からモノをもらったことがありませんが、ハハハ。

私が毎年二回、妻にプレゼントするもの、それは日本の小説です。

 

彼女は日本語は全然問題なく、夫婦の会話も情けないことに日本語です。ここに私のオランダ語が上達しない原因があるんですが、まあそれは置いておくとして、毎年プレゼントする小説を選ぶのが一苦労です。

それは翻訳本でないといけないからです。

Read more

1 2