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芸術っぽい秋、読書っぽい秋

ベルギーはなんだか恐ろしく穏やかな秋の日が続いています。3週間ほど前はかなり寒かったので、「今年の冬は寒くなるのかな」と一人ワクワクしていたんですが、ちょっと残念。

寒いといろいろ辛いことが多いのですが(例えば、朝便座に座ると涙目になるとか)、それでもよく霧が出たりするヨーロッパの冬は私のお気に入り。いつも見慣れた町並みでもちょっと改まった顔を見せてくれたりするのです。

handje2しかし、実際はまだ秋です。日本ではいろいろ「なんとかの秋」というのがあるんですが、我が家の次男にとって、今年はどうやら芸術の秋ということになっているようです。

彼の場合、もともとあまり絵を描いたりする方ではなかったのですが、鉛筆を持つ訓練ということで、幼稚園の先生から絵を描かせることを勧められました。ということで、そのための特別な色鉛筆を買ってきたんですが、そうすると結構絵を描くようになりました。

現在、毎日のように何か描いてくれますが、その中で一枚「をっ?!」と思ったのがこちら(→)。

自分の手をなぞって、いろいろと色を塗り込めた作品です。実物は蛍光ペンを使って描いたので雰囲気が違いますが、なかなかにシュールな作品です。”PAPA”と覚えたての字を添えてあるのも気が利いています。

 

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西洋美術史脳内カンペ

一昨日、シャガール展に行ってきたことは記事にしましたが、「ついでに」見ておいた方がいいだろうと、ルーベンスやブリューゲルの絵の方にも行ってきました。フランドル派の細密画からルーベンスまで、見た目でタッチの変化は理解できましたしたが、どうしてそんな違いが時代ごとにあるのかについては、急にその場で考えてみたところでカッコイイ説明など思い浮かぶはずもありません。

なにしろ、一昨日は「ルネサンス」という言葉さえ浮かんできませんでしたので・・・。重症ですね。入試で世界史を勉強したのはもう30年ほどまえのことですから。

 

こんな状態ではアントワープへ行こうと、アムステルダムへ行こうと、あるいは奮発してバルセロナに行こうと、親子の信頼関係を損なうだけだという危機感を抱きました。ということで、サクッと脳内にカンペのようなものを仕込んでおくことにしました。名付けて、

西洋美術史脳内カンペ作戦!

毎日、いろんな作戦を思いついては轟沈している気がしますが・・・、多分気のせいでしょう。

 

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シャガール展に行ってきました。

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今日、娘と二人でシャガール展に行ってきました。場所はブリュッセルの国立王立美術館です。

この美術館に足を踏み入れるのは人生で三回目で、前回は既に20年ほど前のことです。前世紀の出来事ですね。当時は入場無料で、言うなればタダでルーベンスやブリューゲルの大作を見ることができるという超太っ腹な美術館でした。

しかし、時は流れ、今回はしっかり入場料を徴収されるという月並みの扱いを受けました。しかも、シャガール展は大人14.50ユーロ、子供7.50ユーロと安くはなかったです(週末は割増になります)。私は教員カードで50%割引の恩恵を受けましたが、かつてのヨーロッパ美術館巡りの経験で考えると、「ちょっと高くないか?」という気がしますが・・・。

ところで、今回なぜシャガールというアバンギャルドな絵画を小学五年生の娘と観に行くことになったのか?ちびまる子ちゃんのオススメでもあったわけですが、ちょっとワケがあります。

 

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