Tag Archives: 文学

勝手にオススメ文庫

最初は自分の生徒に議論を持ちかけられた時に

 

本、読まない人だから、自分。

 

などと恥ずかしい答えをしないために読み始めた現代日本文学ですが、いつの間にか、

 

「上手い!」と唸りたくなるような作品に出会えることを願って。

 

というスローガンの下(私のブクログ本棚より)、日夜(時間をやりくりしながら)読書に勤しんでいます。それこそ、純文学からラノベまで、いやしいぐらいに幅広く手を出しています。

 

ところで、私が本を読む際に最も重視したいのは心情描写です。以前も書きましたが、文学作品においては「楽しいことを『楽しい』、悲しいことを『悲しい』」と表現すべきではないと思っています。楽しいや悲しいをこうした言葉、あるいはそれと関連付けられた言葉をあえて使わずに描く。これが文学の醍醐味ではないかと勝手に思っています。

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日本語教師流勝手文学論

日本語を外国人に教えるなどという職について以来、それまでやらなかったことをするようになりました。

漢字を勉強するとか、筆順を再確認するとかは当たり前ですが、日本語のちょっとした言い回しの妙、文法上の不思議な点、それから家族の話す日本語の違和感にも体が敏感に反応するようになりました(いちいち指摘するような嫌味なことはしませんが)。

文化面にもこの行動は現れています。

いい歳をして漫画なんかも読みますし(話題の漫画だけですが)、以前は興味もなかった邦画も見ます。というか、今では映画は邦画しか見ません。もちろん、アニメ映画も見ます。見るたびにそのクオリティの高さに驚きます。テレビアニメは数が多すぎるのでほとんど見ませんが、生徒が話題にすれば一応数話はチェックします。

 

もう一つ、大きく変化したのが読書習慣です。

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ファクトの香るフィクション:ビブリア古書堂の事件手帖

今日は久しぶりにどっぷり読書をしていました。今流行りの、剛力彩芽さん主演でドラマにもなった『ビブリア古書堂の事件手帖』の第6巻です。

日本に住んでいたらまず手にしなかったであろう、いわゆる巷で人気のシリーズってやつですが、海外在住で日本の本屋に行くことができないとどうしてもネットの本屋さんをよく覗きます。そうすると、こうした人気作はよく目につく場所に登場します。で、たまに爆安セールなんかをしかけてくるので、とりあえずどんな内容か気になって「第1巻だけ!」のつもりで買って読んでしまう。

大抵の場合、本当に第1巻で終了ですが、このシリーズだけは最新号が出て、割引クーポンが来ると買ってしまいます。今回はhontoから50%offのクーポンが来たので買ってしまいました。で、どうだったか。

 


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