比較級に気をつけろ!

只今イースター休みのまっただ中。大学以外の教育関連施設は大体二週間の休みに入っています。

私の仕事も休みです。さぞや羽を伸ばしていることだろうと誤解されるんですが、子供もどっぷり家にいるので普段よりずっとハードだったりします。とほほ。

育児と仕事、どちらがラク?

もし、こう聞かれて、一般論で答えていいのなら、断然仕事と答えます。もちろん、現実には職場にもいろいろと大人のしがらみがあるので、一般論ほどには単純に決められるものではありませんが。

 

さて、以上のような事情でフランス語の授業も休みです。やれやれ。仕事の前に三時間半も勉強するなんてしんどすぎます。

授業では今、比較を勉強中。もうこれも全部知ってる内容です。特に難しくもないんです、フランス語の比較。日本語と同じで、形容詞に比較級とか最上級ってのがありません。こんな感じです。

 

日本語
日本は暑いです。ベルギーは暑くないです。 → 日本はベルギーより暑いです。

英語
It is hot in Japan. It isn’t hot in Belgium. → It is hotter in Japan than in Belgium.

フランス語
Il fait chaud au Japon. Il ne fait pas chaud en Belgique. → Il fait plus chaud au Japon qu’en Belgique.

※間違いがございましたらご指摘ください。

「暑い」ことを比較するとき、英語では”hotter”のようの比較級を用いますが、日本語では「暑い」という単語はそれ自体変化はなく(=比較級という形はなく)、そのまま使われます。もし、比較ということを明確にしたいなら、「もっと暑い」のように「もっと」を付けます。フランス語もこちらに近い文法で、「暑い」を意味する”chaud”自体は変化しませんが、”plus”(あえて訳すなら日本語の「もっと」に相当します)を形容詞の前に置きます。”bon”や”bien”など、 比較級のある形容詞、副詞はありますが、例外です。

形容詞に比較級がないのはロマンス諸語の特徴なんでしょうか。イタリア語やスペイン語も同じようですね。逆に、ドイツ語やオランダ語は英語のように形容詞の比較級・最上級というのがあり、それを使います。
長くなりましたが、今日皆さんに聞いていただきたいのは、ちょっと危険な香りのする比較級の例文です。

テキストにこんな練習問題がありました。問いは単純・明快で、これもフランス的というものなんでしょうか。

Associez et comparez(結びつけて、比較せよ)

問いの下にはいろいろと形容詞が並んでいます。そして、設問の中に”les Italien(ne)s”(=イタリア人(女性))があり、結びつけられる単語群の中で関係がありそうなのを探すと・・・。”les Japonai(se)s”しかない!

えー、イタリア人と日本人を比較するの?

仕方がないので、ペアを組んだアイルランド人の女の子と粛々と問題をこなします。で、イタリア人のところに来ました。さて、彼女はどんな答えを作るんでしょう?ドキドキ。

Les Italiens sont plus beaux que les Japonais.
「イタリア人(男)は日本人(男)より美しいです。」ですと?あんた喧嘩売っとんのか?

その日、クラスにはイタリア人のあんちゃんが一人いましたが・・・。負けてないと思うけどな、自分。こっちはジジイですけど、でも、ブラピと同い年ですぞ!

他にも、フランス人とイギリス人の着こなしの違いとか、パツキンと茶髪女性の比較とか、いろいろありましたが・・・。危険すぎますよ、比較級の設問。

 

とりあえず、サッカーでもラグビーでも、以後私がアイルランドを応援することはないでしょう。

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