日本語の立ち位置

バイリンガル育児ブログの再開に際し、一度我が家の子供たちの日本語状況を整理しようと思います。

我が家には娘、長男、次男、三男がいますが、それぞれの日本語状況は以下の通りです。

娘(現在現地校五年生):日本人学校補習校に三年生まで行きました。日本に滞在した期間が最も長く、一週間ですが日本で体験入学もしました。日本の家族と最も多くコミュニケーションをしましたが、日本語のレベルは同じ年齢の日本人並ではありません。私が主夫をしていた時に日本語漬けの幼年期を過ごしました。従って、最初優勢だった言葉は日本語です。現在のところ、彼女の話す日本語は自分の頭で自分で翻訳したものが原型であるような、そんな印象があります。文法的な間違いがやや目立ち、不自然な言葉の選択もみられます。しかし、日本人とのコミュニケーションに問題が生じるほどではありません。発音、聞き取りについてはなんら問題を感じません。


長男(現地校二年生):来週、日本人学校補習校三年生になります。日本滞在は合計六週間ほどで、最後に日本に行ったのは約三年前です。幼年期に私は既に働きに出ていましたので、日本語三昧の日々は経験していません。従って、当初から優勢な言語はオランダ語です。「お父さんとは日本語を!」というルールの下、本格的に日本語指導に乗り出したのは四歳を過ぎた頃からです。当初、長男の日本語が出ることはほぼなかったので、私が口にした日本語のフレーズを復唱させることからスタートしました。そのせいか、補習校入学時は日本語レベルにおいてはるかに娘に及ばない、実に頼りないレベルでした。「これではいかん!」と思い、思い切って二年生の夏休み中からひたすら『ドラえもん』を見せるということをしました。「言葉は耳から」という私の個人的信念を実行してみた、いわば結果のわからない実験のようなものでした。それこそ好きなだけ見ていいというやり方でした。その数ヶ月後、驚くような成果が現れました。いろんな表現をドラえもんから学び、口から自然に出るようにもなりました。実際に言葉や言い回しが使われている状況と結びついた、いわば「生きた」表現の数々です。今では長男の話す日本語でのコミュニケーションは娘以上に自然な感じがします。

 

次男(現地幼稚園年少):未だ日本未経験です。家族が日本から遊びに来て、我が家に宿泊した数週間後、日本語を少し、片言ですが話していた時期はありますが、全体としてはただいま完全なオランダ語モノリンガルです。私は日本語を話しかけますが、オランダ語で応答するというコミュニケーションの姿です。時々、私の日本語の意味が分かっていないのではないかと思うことがあります。音は聞き取れているはずですが、日本語の単語の意味が分からないといった印象を受けます。そろそろ日本語指導を開始しないといけないと思っていますが、長男のように素直に復唱してくれそうもないのが不安材料です。兄弟から妖怪ウォッチの妖怪の名前を教えてもらい、ちゃんと復唱していたのが唯一の光明です。

 

三男(保育園):「あっちっ(熱い)」という日本語のような言葉を発します。それ以外はまだ問題外です。オランダ語はかなり語彙と表現が増えました。モノリンガル街道まっしぐらです。

 

以上が、我が家の子供たちの日本語の立ち位置です。それぞれにしなければいけない課題が違いますが、最終的には、高校生ぐらいになった時に日本に留学をさせ、日本人の生徒に混じって授業が受けられるぐらいのレベルにするのが目標です。

さて、どうなりますか・・・。やるしかないです。

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