新幹線ゲームのルール整備

日本語塾は相も変わらずのマイペースぶりで進んでいます。週に一回の授業ですが、目的を持って、将来出会うであろう場面を予測しながらの運営は多分に経営的観点を要求されることもあって、苦痛に感じることはありません。これは幸いなことです。

んが、学習到達度に対してシビアな目で見ると、「これでええんかいな?」との印象に苛まれることはあります。確認テストなどはしたくないですし、また、当塾で授業を受けていない児童(専門用語で言うところのコントロール・グループに相当するかもしれません)との比較ができないので、それがいいことか悪いことかは別として、比較による判断も不可能です。いつか外の世界の平均像を探れる機会も設けてみたいんではありますが。

 

さて、塾で教えようとしていることのベースにあるものを、当ブログでは当初から「常識」と捉えていますが、それにもう少し中身を補うとすれば「日本で暮らしていれば、特に能動的な働きかけをしないでも耳に入ってくることがら」ぐらいの言葉になるかと思います。

例えば、日本でテレビをつけていれば天気予報を見るつもりではなくても折に触れてそれに見入っていることはあるでしょう。こういうことを繰り返すうちに北海道・本州・四国・九州といった言葉とその位置、日本各地の気候の特徴などが刷り込まれていくものだと思います。こうした、ある意味「自然な」プロセスを週二時間の授業の中に再現し、「常識」を培ってもらえればというのが趣旨です。

そのために、例えば、地理を「教え」はしていますが、基本はどちらかといえば「応用」で、日本地図を使って作業をする、ゲームをするというところをメインにしていたいと常々思っています。

 

gameA

 

 

一ヶ月半ほど前に導入した「新幹線ゲーム」もそのうちの一つです。これまで既に数回みんなでプレイしました。どんなルールにしたら学習効果が期待できるのか、まだまだ手探り状態ですが、進化の過程はこんな感じです。

 

 

  1. こだまに乗っているつもりで、東京ー博多間を往復してくる。早い者勝ち。
  2. 東京ー博多間の片道レース。できるだけ多くの駅に停まった人が勝ち。停車駅はノートに書き写す。一番最初に東京まで帰ってきた人が勝ち。
  3. 東京ー博多間の片道レース。のぞみが停まる主要駅は3点、ひかりが停車する中規模駅は2点、その他の駅は1点で集計する。早く博多に着いた人から順にボーナス点を加算。
  4. 東京ー博多間の片道レース。のぞみが停まる主要駅は3点、ひかりが停車する中規模駅は2点、その他の駅は1点で集計する。名産・特産アイコンのある駅(例えば、静岡はお茶とみかん、浜松は鰻)には1アイコンにつき1点のボーナス点加算。一番に博多に着いた人にはボーナス点5点を加算。

 

先日の授業で採用した3番目のルールではかなり興奮度がアップしました。これまでは小さな駅が続き沈黙が漂っていた区間でも、駅によってはボーナスがもらえるようになったのでちょっとしたドラマが生まれるようになりました。実は、これには地域の特産にも関心を向けさせようとのこちらの陰謀が隠されています。今後の効果に期待したいところです。ただし、ここまでだと運まかせな面が強すぎるので、次は特定の駅にクイズをセットして、それに正解するとボーナス点ゲットという仕組みも付加できないか練り直してみたいと思います。問題としては、主要都市の順番ぐらいは覚えられるものにしたいと考えています。

 

 

《お知らせ》
日本語塾では一緒に日本語を学ぶ仲間を募集しています。「日本」という共通のバックグランドを持つ子供たちの友達作りの場にもなります。ご興味のある方はこちらから是非ご連絡ください。

応援していただけると更新がんばれるかもです。→ブログランキング・にほんブログ村へ 

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA