めざせ双六

塾生の理解力向上について、別に定期テストを実施しているわけではないのではっきりとしたことが言えるわけではないですが、中期目標へと向かって着々と下地整備が進んでいるという手応えを感じている今日この頃です。その中期目標というのはズパリ

 

 双六で遊べるようになろう!

 

だったりします。こう書いてしまうと相当ふざけた感じがするのですが。

双六というのは日本人なら絶対に遊んだことのあるゲームのはずです。同時に、種類も様々。知識としての情報が何ら含まれない、純粋に遊びのボードがある一方、それが例えば地図のようなものから作られていて、ある常識を持っているとさらに楽しめるようなものもあります。後者の類のものなら、当然地理に関する知識があればエキサイティング度も高くなるはず。実際にこういうことがありました。

子供と『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』をしていた時のこと。東京にゴールを設定していた長男が、仙台あたりで「ルーレットを回して奇数が出れば福島へ。偶数が出れば広島へジャンプ!」といったようなカードを引き当てました。(実際にはもっと違っていたような気がしますが、状況はそんな感じでした)そこで長男は見事に偶数を出してしまったと。

一人大笑いしましたが、一緒にプレイしていた娘&スカを引いてしまった長男自身は「???」な状態。ここで広島と福島、同じ「島」がつく地名でも全然場所が違うという常識を持っていれば大いにツボにはまるところです。

要は、こうした地理の知識を身につけてもらおうというのが先ほどの中期目標を真面目に書き換えたものなのです。

 

これに関して、実にいろいろな取り組みをしてきました。プロ野球チームの本拠地を利用したり、新幹線の路線図や時刻表を使ったりしました。しかし、なかなか地理が定着しているという実感が得られずにいました。いろいろ考えた挙句、新たに考え出したのが

 

新幹線に実際に乗っているように、路線図の上を移動してもらおう。

 

gameAというものでした。

そこで作ったのが左の路線図です。東海道・山陽新幹線の路線図を元に、漢字の読めない塾生に配慮して作りました。結構面倒くさい作業でしたが、他に良い方法も思い浮かばなかったので地味な作業に精を出しました。サイコロを振りながら、各駅の上を移動するというのがこの路線図の使い方のメインで、これを繰り返すことで、最低でものぞみが停車する主要駅の大体の位置(できれば漢字バージョンにある漢字も)ぐらいは覚えてもらおうという算段です。

最初は普通に東京から博多に行って、東京まで帰ってくるという使い方をしてみました。それなりに皆興奮していました。二回目は、停車した駅の名前を書き、できるだけたくさんの駅に停車した人の勝ちというルールにしてみました。停まった駅は一人一人音読をさせてから、ノートに書き写させました。

第三回目の今日は、駅を差別化してみることにしました。こだましか停車しない駅は1点、のぞみが停車する主要駅は3点とすることで、「主要駅=主要都市」の関係を将来的に理解してもらおうという布石です。このルールはある程度の目標達成感が得られました。学年が上の塾生は、なんとなく主要駅(=主要都市)の位置が理解できてきたようです。

このゲームはまだまだルールをブラッシュアップしたいと思っています。あまり複雑にすると低学年の塾生はついていけなくなります。同時に、主要都市の位置だけではなく、特産品やゆかりの名所なども学ばせたいという欲もあります(一応、それに関連するイラストは付けておきました)。そして、ある程度の手応えが得られるようであれば、他のエリアの路線も加えたいと考えています。(本格的な知育ゲームとして売り出し、塾の運営費が賄えるようになればなお嬉しいところですが・・・w)

 

この新幹線旅行ゲーム以外にも、授業ではYahoo天気予報を見ながら、各地の気候の特徴なども学んでいます。こうしたことの積み重ねが、日本で育つ子供たちの常識を養う方法ではないかと密かに考えています。塾生たちのためにもこの手を使わない手はないということです。

 

《お知らせ》
日本語塾では一緒に日本語を学ぶ仲間を募集しています。「日本」という共通のバックグランドを持つ子供たちの友達作りの場にもなります。ご興味のある方はこちらから是非ご連絡ください。

応援していただけると更新がんばれるかもです。→ブログランキング・にほんブログ村へ 

 

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA