Monthly Archives: 12月 2017

第四言語としての日本語。その傍にある継承日本語。

ちょっと間隔が空いてしまいました。継承日本語に関していろいろぐだぐだと書いてきましたが、そろそろネタ切れかな・・・という感じが辛いですw。

本日は若干継承語の問題とはポイントがずれますが、ベルギーの外国語教育システムの中で日本語、さらには継承日本語のポジションを考えてみたいと思います。

 

私が夏休みの間、補習校に子供を通わせていない日本人の親御さんたちから色々と話を聞かせてもらい、深く考えさせられたことがあります。ズバリ、現地教育システムの中での日本語の位置付けです。

Taalgebieden_in_Belgie.svg
ベルギーは連邦国家なので、教育政策はオランダ語地域(左図緑の地域)・フランス語地域(左図青の地域)・ドイツ語地域(左図黄色の地域)のそれぞれが個別に実施します。また、ブリュッセルは蘭仏二言語地域(左図ボンダイブルーの地域)として、オランダ語系の学校・フランス語系の学校が混在する、ちょっと独特な地域となっています。あと、言語境界線に隣接している一部地域も同じです。ま、教育政策の基本ラインはあまり変わりないようになっていますが。

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継承を決定づけるもう一つの、あるいは最大の要因?

既にこのブログでも何度となく触れた気がしますが、継承語への働きかけを支える要因としては大きく1)家庭的要因、2)社会的要因、3)日本語学習が持つ要因が主なものとして指摘されています(参考エントリー)。これは経験的にも理解できるところであろうと思いますが、継承語教育の主要な現場が家庭ということを考えた場合、それに関わるアクターの性格的な要因が意外と無視できない影響力を持つのではないかと最近感じるようになりました。

 

例えば、子供に何かを教えるのが好きで、比較的マメな性格の人であれば、教えたい内容を子供が受け入れてくれさえすれば学習は結構な効果を上げるのではないかと思います。

逆に、「そんなの面倒くせえ」や「私には無理」と考えたり、あるいは子供が学びたがらない場合、自分や子供に対する何らかの「強制力」を発動しない限り、成果を手にするのは困難なのではないかと思います。

補習校に子供を通わせていた時、毎週出される宿題というのがまさにこの「強制力」として機能していたことを改めて感じてしまいます。とにかく親の方が随分と必死のパッチでしたからw。

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