Monthly Archives: 5月 2016

オヤジの視点

継承語教育に関して興味深い論文を見つけました。『スイスにおける補習校と継承語学校との比較考察 −日系国際結婚家庭の日本語教育に注目して−』というものです。

 

自分も補習校に子供を通わせはしましたが、諸般の事情で心が折れてしまったので挫折したクチです。それでも、日本語はもっと高いレベルにまで習得させたいと常々思っていますので、当初は家庭学習として、現在は他のお子さんを預かっての私塾として学習は継続させています。国語としての日本語から継承語としての日本語へと、内容を変化させての再出発です。

そのためにはどうすればいいのか。どういう風に中身を整えればいいのか、というのが続く疑問でして、これまでかなり振れ幅の大きい試行錯誤をしてきたところです。そして、そのためにも是非、自分の補習校での実体験を超えた事例も知りたいなと思い、いろいろと文献を漁っていて行き当たったのが上記論文です。スイスのとある継承語学校との比較研究であり、そちらの方も参考になりそうです。残念ながら、デジタル形式では見当たらなかったので直接著者である渋谷先生から郵送していただきました。この場を借りて、再度お礼申し上げます。

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大当たり!でも世界は残酷

ベルギーには受験というものがありません。自分もそれを経験したのははるか遠い昔のことでもあるので、生活の中にそうしたものの存在感を既に感じることも無くなりました。偶然にも、今授業で使っている日本語教科書のテーマが「日本の教育制度」なんですが、正直、「私の頃は・・・」という枕詞を付けてでしか解説できませんでした。

そんな平均的で、平穏なベルギー子育てではありますが、娘も来年から中学生なので学校選びというのをしなければなりませんでした。去年から色々とオープンデーを利用して学校訪問をしてきたわけではありますが、どこの学校にするかで結構ぎすぎすした数週間を過ごしてきました。どういった点が父娘間の摩擦を引き起こしたのかですが・・・。

 

=娘=

  • 近いから。
  • ぬるそうな学校だから。
  • 担任の先生が推すから。
  • (友達が行くから。)

 

=父=

  • 教育方針に共感が持てるから。
  • 伝統のある学校だから。
  • 費用がリーズナブルだから。

 

全然、意見に接点がないんですよね。とほほ。

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