Monthly Archives: 2月 2016

めざせ双六

塾生の理解力向上について、別に定期テストを実施しているわけではないのではっきりとしたことが言えるわけではないですが、中期目標へと向かって着々と下地整備が進んでいるという手応えを感じている今日この頃です。その中期目標というのはズパリ

 

 双六で遊べるようになろう!

 

だったりします。こう書いてしまうと相当ふざけた感じがするのですが。

双六というのは日本人なら絶対に遊んだことのあるゲームのはずです。同時に、種類も様々。知識としての情報が何ら含まれない、純粋に遊びのボードがある一方、それが例えば地図のようなものから作られていて、ある常識を持っているとさらに楽しめるようなものもあります。後者の類のものなら、当然地理に関する知識があればエキサイティング度も高くなるはず。実際にこういうことがありました。

子供と『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』をしていた時のこと。東京にゴールを設定していた長男が、仙台あたりで「ルーレットを回して奇数が出れば福島へ。偶数が出れば広島へジャンプ!」といったようなカードを引き当てました。(実際にはもっと違っていたような気がしますが、状況はそんな感じでした)そこで長男は見事に偶数を出してしまったと。

一人大笑いしましたが、一緒にプレイしていた娘&スカを引いてしまった長男自身は「???」な状態。ここで広島と福島、同じ「島」がつく地名でも全然場所が違うという常識を持っていれば大いにツボにはまるところです。

要は、こうした地理の知識を身につけてもらおうというのが先ほどの中期目標を真面目に書き換えたものなのです。

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寺子屋の誕生について考えてみた。

ちょっと真面目に継承語教育を考えてみるシリーズです。

以前から教科書、できればどこの継承語教育の現場でも対応可能な包括的な教科書を作れないかと思案してきたところなんですが、そうしたことを真面目に考えるにあたり、三歩進んで二歩下がる・・・いや、一歩進んで三歩下がるという状態に陥っています。ま、この辺は学問を志したことのある方なら似たような経験をお持ちだと思いますが。

 

ムーンウォークしているのは次の点です。

  • 教科書のそもそもの目的とは?
  • そこに反映される学習到達目標の具体的中身は?
  • その法的根拠は?

ここまで来て、まずは日本における教科書の歴史を知らねばならないと思い至りました。で、調べ始めたのが次の諸点。

  1. 日本教科書史
  2. 寺子屋の成立史
  3. 日本における近代教育制度

特に、この2と3は継承語教育の現場の姿と、いわゆる「学校」と一般に呼ばれる教育現場との違いをあぶり出す点で重要だと考えました。

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現状報告を兼ねて

またまた結構時間が空いてしまいました。ま、あまり毎週のようにご報告申し上げることもありませんので致し方ないかなと思ったりもしています。ブログ運営というのはややもすると記事アップが苦痛になってくるもんですが、それで最終的に止めてしまうというようでは本末転倒という気もしますので・・・。それにしても留守しすぎですかw。

 

塾の方はまあ通常通り学習を進めています。おかげさまで先日は16回目の授業を行うことができました。生徒は我が子を含め六人ですが、毎週のように日本の日常生活で耳にするであろう言葉を聞き続けているので、今現在、日本との精神的距離が何もしてこなかった場合に比べてグンと近くなっているはずです。

その事は、先日お話しさせていただいたかつての補習校同級生のお母さんからも感じました。そちらのお子さんは現在も補習校に通われていますが、北海道・本州・四国・九州という言葉を知っているかさえ怪しいとのことだそうです。まあ、そうでしょうね。補習校では国語と算数がメインですから。ただ、それでも日本で生活する小学三年生の児童はテレビや日常の会話から北海道・本州・四国・九州という語を耳にし、知り、その意味するところもなんとなく知っているのではないかと想像します。あるいは、旅行で行ったことがあるかもしれません。

こういう何気ない知識の面で、日本標準に少しでも近づけてやれたらと思う次第です。

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