めざせ双六
塾生の理解力向上について、別に定期テストを実施しているわけではないのではっきりとしたことが言えるわけではないですが、中期目標へと向かって着々と下地整備が進んでいるという手応えを感じている今日この頃です。その中期目標というのはズパリ
双六で遊べるようになろう!
だったりします。こう書いてしまうと相当ふざけた感じがするのですが。
双六というのは日本人なら絶対に遊んだことのあるゲームのはずです。同時に、種類も様々。知識としての情報が何ら含まれない、純粋に遊びのボードがある一方、それが例えば地図のようなものから作られていて、ある常識を持っているとさらに楽しめるようなものもあります。後者の類のものなら、当然地理に関する知識があればエキサイティング度も高くなるはず。実際にこういうことがありました。
子供と『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム』をしていた時のこと。東京にゴールを設定していた長男が、仙台あたりで「ルーレットを回して奇数が出れば福島へ。偶数が出れば広島へジャンプ!」といったようなカードを引き当てました。(実際にはもっと違っていたような気がしますが、状況はそんな感じでした)そこで長男は見事に偶数を出してしまったと。
一人大笑いしましたが、一緒にプレイしていた娘&スカを引いてしまった長男自身は「???」な状態。ここで広島と福島、同じ「島」がつく地名でも全然場所が違うという常識を持っていれば大いにツボにはまるところです。
要は、こうした地理の知識を身につけてもらおうというのが先ほどの中期目標を真面目に書き換えたものなのです。