Monthly Archives: 10月 2015

生まれを不幸にすべからず!

先代のブログでも書いたことです。もう五年以上も前の記事ですが。

 

その先代ブログ記事の大本のブログ記事は以前確かにどこかで読んだんですが・・・。ずっと気になっていた上、もう一度確認したいこともあって、今回結構必死のパッチになって探してみました。んが!とうとう見つからず。活字だったのかなぁ?ブログだったように記憶しているんですけど・・・。

 

そのブログ主はフランス(パリで?)で中学生レベルの日系国際児に日本語を教えている女性でした。五年前の先代ブログの記事でもしっかり「どこで見たか分からない」と書いているマヌケな自分がいました。

すごく衝撃的な内容だったんですが、ある意味継承語教育の根幹に関わることでもあるので、要点だけをまとめておきます。

  1. 日系国際児のうち、日本語が話せる子供は日本に対して好印象を持っている。
  2. 日本語が話せる日系国際児は日本人親との関係が良好。
  3. 日本語が話せない日系国際児は日本に対して否定的。
  4. 日本語が話せない日系国際児は日本人親との関係が良くない。

コインの表と裏のような感じですが、1000-1500字程度の記事にまとめられていました。4番はちとキツイですね。

この記事のことがちらちらと頭にあったので、日本語学習の過程で娘からどんなに罵声を浴びようとも習得させようとの信念を持ち続けることができました。実際、先代記事を書いた当初、補習校一年生を始めたばかりで、宿題等でかなり熱く煮詰まっていた時期でもありました。(号泣)

 

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現実を忘れていました。

ここ数日、フランス語の授業もサクッとサボってあることに没頭しています。日本語塾のサイト制作です。せっかく日本語塾の第一回授業が開催されたこともあり、早急にネット上での体裁だけでも整えておきたいと思ったからですが・・・。

数ヶ月ぶりにJavascriptとCSSをいじくり倒しています。JQueryはかなり苦戦・・・。秘密の暗号にしか見えない。塾のロゴも作ってみたんですが、イマイチ「これだ!」という満足感が得られない状態です。画才ないですから、自分。

でもまあ、だいぶ形にはなってきたので、後で手直しできるところは後回しということにしておいて、早急に公開へと持っていきたいです。

 

そんなこんなで、ここのところずっと継承語の方にかかりっきりなんですが、一つ大事なことを思い出しました。

今週月曜日、私はいつものように出勤日で、普通にベルギー人に日本語を教えてきたんですが、妻は娘と長男の個人懇談に行ってきました。

 

 ああそうだ。

 二人は普通のベルギーの小学生だったんだ・・・。

 

日本に行ってたり、日本語を教えることばかりに夢中になって、しっかりこの現実を忘れていました。自分がベルギーに住んでいることさえ忘れていました。

一体、あいつら普段学校でどんなことをして、先生からはどんな風に見られているのか?現地校で過ごす時間の方が圧倒的に多いので、本来ならもっとそちらに関心をむけないと。

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日本語塾開講!・・・いや、開校?

記念すべき・・・などと派手に言うほどでもないです。こそっとひそかに、本日ルーバン日本語塾の公式な第一回目の授業を行いました。当初から予定していた通り、間に五分の休憩を挟んでの二時間の授業です。11時から13時までで、参加生徒はA家(=我が家)のA1さん(11歳)とA2君(8歳)、B家のB1君(14歳)とB2君(8歳)の四人となりました。

A1さん、A2君、B1君は補習校通いの経験がある実力派(笑)です。B2君は補習校の経験はないですが、ひらがな・カタカナは憶えています。漢字はこれからぼつぼつというところ。

一目でわかる実力差ということで、本来ならなかなかマネージメントが難しいところなんですが、普段からこんな状態のクラスで教えていることろでもあり、特に戸惑いを感じなかったのはもっけの幸いですね。

とりあえず、配布する教材だけは漢字仮名交じり文(A1さん・A2君・B1君用)とひらがな・カタカナ文の二種類を用意しました。

ただ、まずいいことに、用意しておいた日本語のプリントを忘れてくるという失態を初回から演じてしまい、授業の入り方は失敗したという感じがしました。大反省です。

 

さて、第一回目の授業として、次のテーマを予定しておきました。

  • 日本語:ていねいな言い方、自己紹介
  • 社会科:国土と地理
  • 日本文化:野球

時間配分としては、単純計算で各科目40分ずつのような感じになりますが、そこはいろいろと様子を見ながら長くしたり、短くしたりして、できるだけ二時間集中してもらえるように配慮するつもりです。

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こども大学受講

今月初頭、日本はノーベル賞で沸き返りました。自分は最初の速報を牛丼屋のテレビで知ったんですが、号外も出たとか。翌日、またしても受賞の報道があり、日本国民の気分は恐れ入谷の鬼子母神状態だったような。

ノーベル賞はトータルの数こそヨーロッパ諸国に比べると見劣りしますが、2000年以降の自然科学分野での受賞者数でいえば、横綱級のアメリカに次ぐものだそうです。

この勢いは凄いものですが、その背後には「ノーベル賞量産!」を掲げた政府の後押しがあったとかとどこかで聞きかじった気がします。そして、数年後には息切れするとの記事も・・・。ま、本当のところは誰も未来を正確に予想できないというところでしょう。

 

さて、ノーベル賞フィーバーのその裏では、今世紀に入って理系離れへの危惧が囁かれるようになっていたのも確かです。その対策なのでしょう。我が母校もスーパーサイエインスハイスクールといった看板を出していました。平たく言えば、「理系科目をしっかり教える高校ですよ」ということなのだと思います。・・・多分。

日本の場合、どちらかといえば政策として理系教育の充実を図っている気がしますが、「理系離れ」に対する危機感かどうかはともかく、ベルギーでもプチ理系ブームが広がっているようです。

 

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再開、フランス語・・・ひでぶ!

フランス語の授業が再開しました。といっても、授業は一ヶ月ほど前に始まっていたんですが、緊急帰国や子供の病気などの関係で、これまで四回の授業のうち一回しか参加できませんでした。教科書も全然開いていなかったし・・・(鞄の中でひん曲がってました。涙)。いくら今年は授業料がタダみたいなものであっても、これはちょっといただけないかなと反省。

昨日は一応教科書に目を通し、なんとなく分かったつもりになって、三週間ぶりに授業に参加。晴れて本年度二回目のフランス語の授業です(汗)。結果・・・、

 

   ひでぶ!

 

(※「ひでぶ!」この言葉が分かるあなたは多分私と同世代です(笑)!)

現在、通学二年目ですが学年は三年生に所属しています。文法は過去の蓄積のおかげでそんなに難しくないんですが、教科書の扱う内容がちょっとアレです。

前回の授業の時にも教科書のレベルアップに驚いたんですが、本日感じた「アップした部分」というのは「なんと生活臭の漂う言い回し or 単語の多いことか!」というものでした。そこにサボってしまった部分の遅れも加わって難儀をしたと。

サッカーで例えるならば、試合の入り方が悪く、開始早々1点ビハインド・・・といったところ。あちゃー。

その後、徐々に落ち着きを取り戻し、なんとか試合を作ったという感じですが、3点ビハインドで前半終了という気分。やはり今年は去年のように何も準備をしないで授業に参加できるようなものではないなと痛感しました。

 

  面倒臭いことこの上なし!

 

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体験レッスンと懇談会

本日、継承語日本語塾開催に向けての体験レッスンと保護者懇談会をしてきました。

体験レッスンをしてみたのは生徒の日本語レベルを確認したかったのと、どのような授業が可能かを見極めたかったからです。

 

授業に参加できたのは三人の生徒ですが、それぞれに補習校通いの有無、年齢に差があります。にもかかわらず、全体的な印象としてはこの三人の差は大きなものではありませんでした。意外にスムーズに進められるのかなといった感触を持てました。

個別能力で見れば、三人とも聞き取りは全然問題なしです。さすがに普段から家庭内で日本語に触れているだけはあります。発話と読みに関しては、若干経験の差が出ている感じがしますが、大きく乖離しているというものではなかったです。日本語を書く能力についても、そもそも高い目標を掲げていませんので問題なしとしておきます。

 

さて、本日は体験レッスンとして、前半はこの三人を前に「ていねいな言い方」ついて話しました。

補習校という公的な場を持たない子供たちには丁寧に話すという機会がありません。その一方で、日本社会に出れば、ティーンエイジャーだとこの使いこなしはできなければいけません。先輩・後輩関係というのが持ち込まれますので。

まずはこのギャップを埋めておきたかったのと、授業を実際に丁寧語を使う場とするのが目的でした。

 

  • 〜がどうする → 〜がどうします
  • 〜がどんなだ → 〜がどんなです

 

とりあえず、いくつかの例文をもとに以上の置き換えの規則を確認しました。です/ます調と呼ばれるやつです。

これに関しては、やや戸惑う場面も見られましたが、全員ほぼ耳に残る記憶を頼りに正しく答えられました。この年齢の耳と記憶の力を実感した次第です。次回以後、自己紹介の練習等を通じて実際の場面を見据えた練習に移ろうと思います。

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日本をゴリ押しするのだ!

ベルギーに帰国し、日常がかつてのサイクルで回り始めつつあります。我が家の子供達も「毎日(ベルギーの)学校へ行って勉強する。家で(オランダ語で)宿題をする」という平常サイクル復帰へのリハビリが続いています。

IMGP5019登校初日は、お土産として日本のお菓子を持って行ってクラスメートに振舞ったり、今回巡ったところの写真を何枚かプリントアウトし、クラスで話したりと、割とフルスロットルといった感じで余韻に浸っていたようです。

娘は日本語を勉強したこともあるというサクソフォンの先生に、海苔あられを一袋持っていくという大盤振舞いもしてくれました。(涙)

 

しかし、こういったプチ日本フィーバーもいずれは冷めるものです。この自然の流れに逆らうかのごとく、何故か日本をゴリ押ししているのが親である自分たち!別に日本のプレゼンスを現地校で高めようなどという外交的意志は持ち合わせていませんが、全力で「日本」をサポート中。困った輩です。

 

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