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継承語としての日本語

2009年11月に、以前のブログで「継承語(=”heritage language”)」について書きました。そのブログは既に非公開とさせていただいており、記事自体を読むことはできませんが(あまり大したことを書いていませんw)、言いたかったことは大体こういうことです。

継承語とは「他言語としての現地語が主流の社会の中で、日本人の片親、あるいは両親から家庭内においてのみ自然に、あるいは人為的努力を伴って習得される言語」と定義できる。国際結婚カップルが子供に日本語を習得させたいとした場合、そのための政策は存在しないことから、個人で親の母語(=非現地語)継承の努力を行わざるを得ない。

当時はまだあまり文献が見つからず、かつ政策対象としての「継承語」が議論の主題になっていたきらいがありました。それゆえ、定義そのものが自分の置かれた問題領域に適していなかったので、その定義づけから出発しなければならないのでした。

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