ちょっと文学的ベルギービール考:Hoegaarden
少しはビールについても書こうかと思います。
もう四半世紀ほども前の話ですが、初めてベルギーに来て白や赤のビールに目を丸くし、サクランボでできたビールを前にちょっと引いたりもしました。それぞれのビールごとに形の違ったグラスが用意されているなんて、集め出したらきっと恐ろしいことになるので、できるだけ考えないようにしていたんですが・・・。
マメな日本人の同僚はビールのラベルをコレクションしていて、その彼からラベルを綺麗に剥がす方法についての薀蓄を聞かされるというテロ行為までも受けました。
ビールに何の思い入れもない、そんなおっさんがベルギービールを語る。迷惑な企画ですが、何の思い入れもないがゆえに、飲んだまま、感じたままを無責任に書いてみたいと思います。使えるのは舌と手とオツムのみ!
それに、なんだかんだといっても400種類ほどあるそうなので、毎日一本ずつ記事にしても一年以上ネタに困らないという打算もあります。
しかし・・・、どんなビールから始めればいいのでしょう?
なんにも分からないので、日本のベルギービールショップで見つけた詰め合わせセットを実飲してみることにします。こういうセットというのは気が利いていますね。とりあえずなんにも分からない・・・という場合は安心です。ビールの味に関する説明文は理解できませんが。